Tomcat 起動・停止手順 - Windows編

 

2018年08月30日

 

 

Windows上に構築したTomcatを起動・停止する手順について説明します。 このページでは、「Tomcatインストール手順 - Windows編」が完了していることを前提に、 以下の内容をスクリーンショットを用いて説明していきます。

  1. Tomcatの起動
  2. Tomcatの停止
  3. Tomcatのサービス登録
  4. Tomcatのサービス解除
  5. Tomcatの自動起動

 

目次

  1. 本ページで利用するチートシート
  2. 動作確認環境
  3. Tomcatの起動
  4. Tomcatの停止
  5. Tomcatのサービス登録
  6. Tomcatのサービス解除

本ページで利用するチートシート

本ページで利用するチートシート
# Tomcatの起動コマンド
C:\var\share\tomcat\bin\startup.bat

# Tomcatの停止コマンド
C:\var\share\tomcat\bin\shutdown.bat

# Tomcatのサービス登録
C:\var\share\tomcat\bin\service.bat install Tomcat9

# Tomcatのサービス解除
sc delete Tomcat9

 

 

動作確認環境

本ページの内容は、以下の環境で動作確認をしています。

  • Windows 10 Home Edition 64bit
  • Tomcat 2.4.34 Win64

 

今回説明する手順は、

 

Tomcatの起動

Tomcatの起動バッチファイル
Tomcatの起動バッチファイル
  1. Tomcatの起動バッチファイルをコマンドプロンプトから実行することで、Tomcatを起動することができます。
  2. Tomcatの起動バッチファイルの場所は、「Tomcatインストールフォルダ\bin\startup.bat」です。
  3. 今回の場合は、「C:\var\share\tomcat\bin\startup.bat」です。

 

コマンドプロンプトの起動
コマンドプロンプトの起動
  1. Windowsの検索ボックスで「コマンドプロンプト」もしくは「cmd」と入力し、「コマンドプロンプト」を選択します。
  2. コマンドプロンプト上で以下のコマンドを入力し「Enter」キーを押します。
    • コマンド内容にはTomcatのインストール場所(パス)が含まれています。ここは各自の環境に合わせて変更してください。
    • エクスプローラー上のTomcatの起動バッチファイルをコマンドプロンプトにドラッグ&ドロップしても下記コマンドが入力されます。
Tomcatの起動コマンド
C:\var\share\tomcat\bin\startup.bat

 

Tomcatの起動コマンド
Tomcatの起動コマンド
  1. 問題がなければ、コマンドプロンプトは上記のような表示になります。

 

「CATALINA_HOME」環境変数の未定義
「CATALINA_HOME」環境変数の未定義
  1. CATALINA_HOME」環境変数が未定義の場合、コマンドプロンプトは上記のような表示になり、起動に失敗します。
    • 余談ですが、「cd C:\var\share\tomcat\bin」→「startup.bat」とコマンドを実行すれば、 「CATALINA_HOME」環境変数が未定義でも起動失敗しません。

 

「JRE_HOME」環境変数の未定義
「JRE_HOME」環境変数の未定義
  1. JRE_HOME」環境変数が未定義の場合、コマンドプロンプトは上記のような表示になり、起動に失敗します。

 

Windows セキュリティの重要な警告
Windows セキュリティの重要な警告
  1. 初めて実行する時は「Windows セキュリティの重要な警告」のウィンドウが表示されます。
  2. 今回はローカル環境用に環境を構築したいので、「プライベートネットワーク」のみにチェックをつけ「アクセスを許可する」ボタンをクリックします。

 

 

Tomcatのウィンドウ
Tomcatのウィンドウ
  1. Tomcatが無事起動すると、上記のように「Tomcatのウィンドウ」が表示されます。

 

 

動作確認

Tomcat起動の動作確認結果
Tomcat起動の動作確認結果
  1. ブラウザ(Microsoft EdgeGoogle Chrome、など)を開き、URL欄に「localhost:8080」と入力しアクセスします。
  2. 上記のようなWEB画面が表示されていれば、Tomcatは正常に起動しています。

 

 

Tomcatの停止

Tomcatの停止バッチファイル
Tomcatの停止バッチファイル
  1. Tomcatの停止バッチファイルをコマンドプロンプトから実行することで、Tomcatを停止することができます。
  2. Tomcatの停止バッチファイルの場所は、「Tomcatインストールフォルダ\bin\shutdown.bat」です。
  3. 今回の場合は、「C:\var\share\tomcat\bin\shutdown.bat」です。
  4. コマンドプロンプト上で以下のコマンドを入力し「Enter」キーを押します。
    • コマンド内容にはTomcatのインストール場所(パス)が含まれています。ここは各自の環境に合わせて変更してください。
    • エクスプローラー上のTomcatの停止バッチファイルをコマンドプロンプトにドラッグ&ドロップしても下記コマンドが入力されます。
Tomcatの停止コマンド
C:\var\share\tomcat\bin\shutdown.bat

 

Tomcatの停止コマンド
Tomcatの停止コマンド
  1. 問題がなければ、コマンドプロンプトは上記のような表示になります。

 

 

動作確認

Tomcat停止の動作確認結果
Tomcat停止の動作確認結果
  1. ブラウザ(Microsoft EdgeGoogle Chrome、など)を開き、URL欄に「localhost:8080」と入力しアクセスします。
  2. 上記のようにアクセスエラー(このサイトにアクセスできません、などの文字が表示されている)と画面上に表示されていれば、Tomcatは正常に停止しています。
    • 一度でもアクセスしていると、前回読み込んだ画面のキャッシュが表示されている可能性があります。 その場合、ブラウザの「ページ更新」機能を使ってページを更新(リフレッシュ)してください。 すると上記のように、アクセスエラーとなるはずです。

 

 

Tomcatのサービス登録

  1. 先の手順でTomcatを起動した場合、「Tomcat起動中の間は、Tomcatのウィンドウを表示し続けなければならない」という不便な点があります。
  2. しかし、TomcatをWindowsのサービスとして起動させれば、「Tomcatのウィンドウを表示させなくてもTomcatを起動させる」ことができます。
  3. TomcatをWindowsのサービスとして起動させるためには、サービスへの登録を行う必要があります。
  4. コマンドプロンプト上で以下のコマンドを入力し「Enter」キーを押します。
    • コマンド内容にはTomcatのインストール場所(パス)が含まれています。ここは各自の環境に合わせて変更してください。
Tomcatのサービス登録
C:\var\share\tomcat\bin\service.bat install Tomcat9

 

サービス登録のコマンド
サービス登録のコマンド
  1. 上記のように「The service ‘Tomcat9’ has been installed.」と表示されれば成功です。

 

 

Tomcatのサービス登録確認
Tomcatのサービス登録確認
  1. 正常にサービス登録が完了していれば、「サービス」画面の一覧に「Apache Tomcat 9.0 Tomcat9」が表示されているはずです。
    • 「サービス」画面は、Windowsの検索ボックスで「サービス」と入力し、表示されたメニューから「サービス」を選択すれば表示できます。

 

 

Tomcatのプロパティ
Tomcatのプロパティ
  1. 一度サービスに登録すれば、以降「サービス」画面からTomcatの起動・停止が実行できます。
  2. Apache Tomcat 9.0 Tomcat9」を右クリックし「プロパティ」を選択します。

 

Tomcatのプロパティ
Tomcatのプロパティ
  1. 全般」表示内の「開始」「停止」ボタンでTomcatの起動・停止ができます。
  2. ちなみに、Tomcatが起動中の場合はサービスの状態が「実行中」になっており、Tomcatが停止中の場合はサービスの状態が「停止」になっています。

 

 

サービス開始エラー
サービス開始エラー
注意 :
もし上記のようなエラーダイアログが表示された場合、「JRE_HOME」の値が「JDK(バージョン8以上)フォルダ内のJREフォルダではない」可能性があります。

 

 

Tomcatの自動起動

  1. Tomcatをサービスに登録しておけば、PC起動と同時にTomcatを自動で起動させることができます。

 

Tomcatの自動起動
Tomcatの自動起動
  1. 「サービス」画面の「Apache Tomcat 9.0 Tomcat9」のプロパティから「スタートアップの種類」を「自動」を選択し、 「OK」ボタンをクリックすることで、Tomcatを自動起動させる設定をすることができます。
  2. Tomcatの起動・停止手順(Windows版)の説明は以上です。

 

 

Tomcatのサービス解除

  1. Tomcatをサービスから解除する場合は、サービス登録と同じく「コマンドプロンプト」を使います。

 

コマンドプロンプトの起動
コマンドプロンプトの起動
  1. コマンドプロンプトは「管理者として実行」させる必要があります。
  2. Windowsの検索ボックスで「コマンドプロンプト」もしくは「cmd」と入力し、 コマンドプロンプトを表示させた後、右クリックから「管理者として実行」を選択します。
  3. コマンドプロンプト上で以下のコマンドを入力し、「Enter」キーを押します。
Tomcatのサービス解除
sc delete Tomcat9

 

 

サービス解除のコマンド
サービス解除のコマンド
  1. 上記のように「[SC] DeleteService SUCCESS」と表示されれば成功です。
  2. 「サービス」画面の一覧から「Apache Tomcat 9.0 Tomcat9」が消えているはずです。
  3. Tomcatサービス解除の説明は以上です。

 

 

 

 

Programming Style