目次
前提条件
- 今回説明する手順は、「Tomcatインストール (Windows編)」が実施されている前提で説明します。
動作確認環境
-
本ページの内容は、以下の環境で動作確認をしています。
- Windows 10 Home Edition 64bit
- Apache Tomcat/9.0.27 64bit
- Java(TM) SE Runtime Environment 1.8.0_231 64bit
Tomcat サービス登録解除
本手順は「TomcatがWindowsサービスとして登録されている場合のみ必要な手順」です。
- TomcatをWindowsのサービスから登録解除するためには「コマンドプロンプト」を使います。

- Windowsの検索ボックスで「コマンドプロンプト」もしくは「cmd」と入力し、表示されたコマンドプロンプト項目を選択します。
Tomcatサービス登録削除
C:\tomcat\bin\service.bat remove Tomcat9
実行結果
Removing the service 'Tomcat9' ...
Using CATALINA_BASE: "C:\tomcat"
The service 'Tomcat9' has been removed
- コマンドプロンプトで上記のコマンドを入力し「Enter」キーを押します。
- 上記のような実行結果が表示されれば登録解除の成功です。

- 「サービス」画面の一覧から「Apache Tomcat 9.0 Tomcat9」が消えていることが確認できます。
Tomcat アンインストール
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Tomcatのアンインストールは、以下の2つの手順が必要です。
- 「環境変数CATALINA_HOME」と「環境変数JRE_HOME」を削除。
- Tomcat本体のフォルダを削除。
環境変数の削除
- Tomcatインストール時に設定したApache実行フォルダパスを環境変数Pathから削除します。
環境変数名 | 設定値の説明 | 設定値の例 |
---|---|---|
CATALINA_HOME | Tomcatがインストールされているフォルダ | C:\tomcat |
JRE_HOME | JREがインストールされているフォルダ | C:\Program Files\Java\jre1.8.0_231 |
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上記2つの環境変数を削除します。
- 環境変数の追加手順についてはWindowsで環境変数を設定するを参考にしてください。
Tomcat本体の削除
- Tomcat本体のフォルダを削除します。
Tomcat本体のフォルダ
C:\tomcat
- 今回の場合、削除すべきフォルダは上記のフォルダです。
- Tomcatのアンインストール手順は以上です。