HTMLのscript要素の説明です。script要素は、HTML文書の中にスクリプトを埋め込むための要素です。
目次
要素の記述例
script要素の記述例
<script>
document.body.style.backgroundColor = "skyblue";
</script>
閲覧中ブラウザーでの表示結果
要素の説明
- script要素は、HTML文書の中にスクリプトを埋め込むための要素です。
- script要素のsrc属性を使って、別ファイルに記述したスクリプトを読み込ませることができます。
- script要素は、見た目の描画速度の改善のためbody要素の閉じタグ直前に定義することがよくあります。
- script要素は、head要素配下に定義することもできます。
利用できる属性
| 属性名 | 属性の説明 |
|---|---|
| async | HTMLページの解析処理と平行してスクリプトを非同期に読み込ませ、ページ解析処理の完了を待たずスクリプトを実行させることを定義する[link-html-ref-format_bool]です。 |
| charset | 外部スクリプトの文字コードを定義する属性です。 |
| crossorigin | CORS（Cross-Origin Resource Sharing）の設定を行う属性です。現在のサーバとはことなるオリジンから読み込んだスクリプトをHTML文書内で利用する際のルールを定義します。 |
| defer | HTMLページの解析処理と平行してスクリプトを非同期に読み込ませ、ページ解析処理が完了次第、スクリプトを実行させることを定義する[link-html-ref-format_bool]です。 |
| nonce | コンテンツセキュリティポリシーのチェックで使用される暗号ノンスを定義する属性です。ノンスとは、暗号通信で用いられる使い捨てのランダム値のことです。 |
| src | 読み込ませる外部スクリプトファイルのURLを定義する属性です。 |
| type | スクリプトのMIMEタイプを定義する属性です。本属性は、省略することが推奨されています。 |
グローバル属性
HTMLのすべての要素はグローバル属性が利用できます。グローバル属性の一覧については「グローバル属性」を参照してください。
イベントハンドラ属性
script要素がサポートするイベントハンドラ属性については「イベントハンドラ属性」を参照してください。
ブラウザデフォルトCSS設定
Google Chromeの場合
script要素のブラウザデフォルトCSS
script {
display: none;
}
