base 要素 (HTMLタグ)

相対パスの基準URL

2018年03月09日

HTMLのbase要素の説明です。base要素は、HTML文書内で指定されている相対パスの基準となるURLと、リンクのデフォルト表示先(ウィンドウ、タブ、インラインフレームなど)を定義する空要素です。


目次

  1. 要素の記述例
  2. 要素の説明
  3. 利用できる属性
  4. ブラウザデフォルトCSS設定

要素の記述例

base要素の記述例
<html>
  <head>
    <meta charset="utf-8">
    <title>base要素サンプル</title>
    <base href="https://www.youtube.com" target="_blank">
  </head>
  <body>
    <p><a href="/channel/UChsv8QP8y9AGa7bQ4Fl_8Sw">こちら</a>をクリックしてください。</p>
  </body>
</html>

閲覧中ブラウザーでの表示結果

 

要素の説明

  • base要素は、HTML文書内で指定されている相対パスの基準となるURLと、リンクのデフォルト表示先(ウィンドウ、タブ、インラインフレームなど)を定義する空要素です。
  • 相対パスの基準URLはhref属性で、リンクのデフォルト表示先はtarget属性で指定します。
  • base要素を使用する際は、href属性target属性の一方もしくは両方を必ず定義する必要があります。
  • base要素が複数配置されている場合、2つ目以降は無効となります

 

利用できる属性

属性名 属性の説明
href HTML文書内で指定されている相対パスの基準となるURLを定義する属性です。この属性を指定したbase要素は、URLを属性値として持つ他の要素よりも前に配置する必要があります。
target リンクやフォームの送信結果の表示先をキーワードで定義する属性です。

グローバル属性

HTMLのすべての要素はグローバル属性が利用できます。グローバル属性の一覧については「グローバル属性」を参照してください。

イベントハンドラ属性

base要素がサポートするイベントハンドラ属性については「イベントハンドラ属性」を参照してください。

 

ブラウザデフォルトCSS設定

Google Chromeの場合

ブラウザデフォルトCSS設定はありません。

 

 

 

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