HTMLのbase要素の説明です。base要素は、HTML文書内で指定されている相対パスの基準となるURLと、リンクのデフォルト表示先(ウィンドウ、タブ、インラインフレームなど)を定義する空要素です。
目次
要素の記述例
base要素の記述例
<html>
<head>
<meta charset="utf-8">
<title>base要素サンプル</title>
<base href="https://www.youtube.com" target="_blank">
</head>
<body>
<p><a href="/channel/UChsv8QP8y9AGa7bQ4Fl_8Sw">こちら</a>をクリックしてください。</p>
</body>
</html>
閲覧中ブラウザーでの表示結果
要素の説明
- base要素は、HTML文書内で指定されている相対パスの基準となるURLと、リンクのデフォルト表示先(ウィンドウ、タブ、インラインフレームなど)を定義する空要素です。
- 相対パスの基準URLはhref属性で、リンクのデフォルト表示先はtarget属性で指定します。
- base要素を使用する際は、href属性とtarget属性の一方もしくは両方を必ず定義する必要があります。
- base要素が複数配置されている場合、2つ目以降は無効となります。
利用できる属性
属性名 | 属性の説明 |
---|---|
href | HTML文書内で指定されている相対パスの基準となるURLを定義する属性です。この属性を指定したbase要素は、URLを属性値として持つ他の要素よりも前に配置する必要があります。 |
target | リンクやフォームの送信結果の表示先をキーワードで定義する属性です。 |
グローバル属性
HTMLのすべての要素はグローバル属性が利用できます。グローバル属性の一覧については「グローバル属性」を参照してください。
イベントハンドラ属性
base要素がサポートするイベントハンドラ属性については「イベントハンドラ属性」を参照してください。
ブラウザデフォルトCSS設定
Google Chromeの場合
ブラウザデフォルトCSS設定はありません。