HTML イベントハンドラ属性 (種類別)

 

2018年03月08日

イベントハンドラ属性名とその説明を種類別に一覧表示しています。目次から各イベント種類の一覧へのジャンプができ、また検索ボックスへの属性名入力による絞り込み表示もできます。


目次

  1. イベントとは
  2. イベントハンドラとは
  3. HTMLイベントハンドラ属性(種類別)
    1. ウィンドウイベント
    2. フォームイベント
    3. キーボードイベント
    4. マウスイベント
    5. クリップボードイベント
    6. メディアイベント
    7. その他イベント

イベントとは

イベントとは」を参照してください。

 

イベントハンドラとは

イベントハンドラとは」を参照してください。

 

HTMLイベントハンドラ属性(種類別)

注意
イベントハンドラ属性はなるべく利用せず、JavaScriptのAPIで実現するようにしたほうがよいでしょう。理由は次の2点です。①HTMLファイルの肥大化を防止する、②コンテンツを定義する部分と処理を定義する部分で記述を分割できる。

下の検索ボックスで属性名による絞り込み検索ができます。

該当する属性が見つかりません。

ウィンドウイベント

ブラウザのボタンが押された、ページ遷移したなど、ウィンドウの状態に変化があった場合に発生するイベントです。

属性名 対象要素 属性の説明
onafterprint<body>印刷ダイアログから印刷実行もしくはキャンセルされた時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onbeforeprint<body>印刷ダイアログ表示直前に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onbeforeunload<body>ページ遷移直前、もしくはページを閉じる直前に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onblur<body>ページからフォーカスが外れた時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onclose<dialog><dialog>のダイアログが閉じられた時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onfocus<body>ページにフォーカスが当たった時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onhashchange<body>現在のURLのハッシュ(「#」以降)に変更があった時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onlanguagechange<body>優先言語が変更された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onload<body>ページの読み込みが終了した直後に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onmessage<body>WebSocket、WebRTC、等からのメッセージを受け取った直後に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onmessageerror<body>WebSocket、WebRTC、等からのメッセージ受信に失敗した直後に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onoffline<body>ネットワーク接続に失敗し、ブラウザがオフラインモードになった時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
ononline<body>ネットワーク接続が回復し、ブラウザがオンラインモードからオフラインモードに切り替わった時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onpagehide<body>他のページへ移動した時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onpageshow<body>ページが表示された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onpopstate<body>ウィンドウの履歴が変更された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onresize<body>表示領域サイズが変更された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onscroll<body>ページがスクロールされた時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onstorage<body>ストレージエリア (localStoragesessionStorage) が変更された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onunhandledrejection<body>JavaScriptのPromiseオブジェクト処理されなくなった時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onunload<body>ページを離脱もしくはリロードした時に実行したいスクリプトを定義する属性です。

フォームイベント

フォームにテキストが入力された、フォーカスが当たったなど、ブラウザ上のフォームの状態に変化があった場合に発生するイベントです。

属性名 対象要素 属性の説明
onblur<body>以外対象要素からフォーカスが外れた時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onchangeすべての要素対象要素の値の変更が確定した時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onfocus<body>以外対象要素にフォーカスが当たった時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
oninput<input>、<textarea>対象要素に値が入力された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
oninvalid<input>、<textarea>対象要素に無効な値が入力された状態で送信に失敗した時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onreset<form>フォーム内容が初期化された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onselect<input>、<textarea>対象要素のテキストが選択された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onsubmit<form>フォーム内容が送信された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。

キーボードイベント

キーボードのキーを押した時、つまりキーボードの状態に変化があった場合に発生するイベントです。

属性名 対象要素 属性の説明
onkeydownすべての要素任意のキーが押され続けている時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onkeypressすべての要素任意のキーが押された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onkeyupすべての要素任意のキーが離された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。

マウスイベント

マウスのボタンを押す、ドラッグするなど、マウスの状態に変化があった場合に発生するイベントです。

属性名 対象要素 属性の説明
onauxclickすべての要素マウスの中央ボタンが押された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onclickすべての要素対象要素がクリックされた時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
oncontextmenuすべての要素対象要素が右クリックされた時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
ondblclickすべての要素対象要素がダブルクリックされた時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
ondragすべての要素ドラッグ操作が行われている時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
ondragendすべての要素ドラッグ操作が終了した時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
ondragenterすべての要素ドラッグ操作中にマウスポインタが対象要素に乗った時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
ondragexitすべての要素ドラッグ操作時に対象要素が操作対象ではなくなった時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
ondragleaveすべての要素ドラッグ操作中にマウスポインタが対象要素から離れた時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
ondragoverすべての要素ドラッグ操作中にマウスポインタが対象要素の上で動いた時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
ondragstartすべての要素ドラッグ操作が開始された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
ondropすべての要素ドロップ操作された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onmousedownすべての要素マウスボタンが押された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onmouseenterすべての要素マウスポインタが対象要素に重なった直後に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onmouseleaveすべての要素マウスポインタが対象要素から離れた直後に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onmousemoveすべての要素マウスポインタが対象要素上を移動した時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onmouseoutすべての要素マウスポインタが対象要素から離れた直後に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onmouseoverすべての要素マウスポインタが対象要素から離れる直前に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onmouseupすべての要素マウスボタンが離された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onscroll<body>以外対象要素がスクロールされた時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onwheelすべての要素マウスのホイールが回された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。

クリップボードイベント

クリップボードの状態に変化があった場合に発生するイベントです。

属性名 対象要素 属性の説明
oncopyすべての要素ユーザが対象要素のデータをコピーした時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
oncutすべての要素ユーザが対象要素のデータを切り取りした時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onpasteすべての要素ユーザが対象要素にデータを貼り付けされた時に時に実行したいスクリプトを定義する属性です。

メディアイベント

メディアが再生開始する、音量が上がるなど、メディアの状態に変化があった場合に発生するイベントです。

属性名 対象要素 属性の説明
oncanplayすべての要素メディアリソースが再生可能となった時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
oncanplaythroughすべての要素メディアリソースが再生途中でバッファリングせず最後まで再生可能となった時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
oncuechange<track>外部テキストリソース(字幕など)が更新された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
ondurationchangeすべての要素メディアリソースの長さ(duration属性の値)が更新された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onendedすべての要素メディアリソースが最後まで再生され終了した時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onloadeddataすべての要素メディアリソースの最初のフレームの読み込みが完了した時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onloadedmetadataすべての要素メディアリソースのメタデータの読み込みが完了した時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onloadendすべての要素メディアリソースの読み込みが終了した時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onloadstartすべての要素メディアリソースの読み込みが開始した時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onpauseすべての要素メディアプレイヤーが一時停止した時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onplayすべての要素メディアプレイヤーが再生開始した時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onplayingすべての要素メディアプレイヤーが一時停止から再生再開、もしくは再生終了後に再生開始した時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onprogress<img>メディアリソースのバッファリング進捗値が更新された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onratechangeすべての要素メディアプレイヤーの再生速度(defaultPlaybackRate属性、playbackRate属性の値)が変更された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onseekedすべての要素メディアプレイヤーのシーク操作が完了した時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onseekingすべての要素メディアプレイヤーのシーク操作を開始した時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onstalledすべての要素メディアリソースが全く読み込めなかった時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onsuspendすべての要素メディアリソースの読み込みが中断された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
ontimeupdateすべての要素メディアプレイヤーの再生時刻が更新された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onvolumechangeすべての要素メディアプレイヤーの音量(volume属性、muted属性の値)が変更された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onwaitingすべての要素メディアプレイヤーへの要求された操作が別操作の完了待ちの間に遅延が発生した時に実行したいスクリプトを定義する属性です。

その他イベント

上記以外のイベントです。

属性名 対象要素 属性の説明
onabortすべての要素ユーザによって処理が中断された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
oncancel<dialog><dialog>のダイアログがユーザによってキャンセルされた時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onclose<dialog>以外WebSocketの接続が終了した時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onerrorすべての要素予期しないエラー(ネットワークエラー、スクリプトエラーなど)が発生した時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onload<body>以外対象リソースの読み込みが終了した直後に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onresize<body>以外対象要素のサイズが変更された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onsecuritypolicyviolationすべての要素対象要素でコンテンツセキュリティポリシー違反が生成された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
onshowすべての要素コンテキストメニューが表示された時に実行したいスクリプトを定義する属性です。
ontoggle<details><details>要素のアコーディオンメニューの表示・非表示が切り替わった時に実行したいスクリプトを定義する属性です。

 

 

 

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