目次
動作確認環境
本ページの内容は、以下の環境で動作確認をしています。
- Windows 10 Home Edition 64bit
- Android Studio 3.5.2
システム要件
Android Studio 3.5.2(Windows版)のシステム要件は以下のとおりです。
項目 | 最小値(必須条件) | 推奨値 |
---|---|---|
OS | Microsoft® Windows® 7/8/10 (32- or 64-bit) | - |
メモリ(RAM) | 4GB | 8GB |
ディスク容量 | 2GB | 4GB(Android Studio が0.5GB、Android SDKとエミュレータで1.5GB) |
ディスプレイ解像度 | 1280×720 | - |
Android Studio ダウンロード
- Android Studioをダウンロードします。
- Android Studioは、「Android Developers」サイトの「Downloads」ページからインストーラー形式、ZIP形式、のいずれかで手に入れることができます。

- 今回は「Windows 64-bit版」の「ZIP形式」を選択します。

- Android Studioの利用同意ページです。
- 利用規約文を確認の上、同意できればチェックボックスにチェックをつけます。
- 「DOWNLOAD ANDROID STUDIO FOR WINDOWS」ボタンを選択し、ZIPファイルをダウンロードします。
- ファイルのダウンロードする場所はどこでも問題ありません。
- Android Studioのダウンロード手順は以上です。
Android Studio インストール
- ZIP形式でダウンロードした場合、Android StudioのインストールはZIPファイルを展開し任意の場所に配置するだけです。
- ZIPファイルを展開すると「android-studio」というフォルダがあります。
- そのフォルダを配置したい場所に移動させます。
Android Studioフォルダを配置する場所
C:\android-studio
- 今回は例として、Cドライブ直下に配置します。
補足:もちろん別の場所に配置しても、問題ありません。
- Android Studioのインストール手順は以上です。
Android Studio アンインストール

- Android Studioをアンインストールするには、付属のアンインストーラーを利用します。
- Android Studioをインストールしたフォルダ内にある「uninstall.exe」をダブルクリックしてアンインストーラーが起動します。

- アンインストールするコンポーネントを選択します。
- (選択項目がAndroid Studio本体しかないため)そのまま「Next」ボタンを選択します。

- アンインストールするAndroid Studio本体の場所の確認です。
- 問題なければ「Uninstall」ボタンを選択します。

- Android Studio本体フォルダ削除の最終確認です。
- 「はい」ボタンを選択します。

- アンインストール実行中です。そのまましばらく待ちます。

- アンインストールが完了しました。
- 「close」ボタンを選択して、アンインストーラーを終了します。
- アンインストールの手順は以上です。
Android Studio 初期設定
初回起動時の設定
- Android Studioを初めて起動すると自動で設定ウィザードが起動します。ここではその手順について説明します。

- Android Studioを起動するために、実行用EXEファイル(studio64.exe)をダブルクリックします。

- 初めて起動した時のみ、Android Studioの利用データをGoogleに提供してよいかの許可を求めるダイアログが表示されます。
- どちらのボタンを選択しても問題ありませんが、今回は許可するため「Send usage statistics to Google」ボタンを選択します。

- 新規インストール直後や新バージョンへの更新直後にAndroid Studioを起動すると、古いバージョンの設定を引き継ぐかを確認するダイアログが表示されます。
- 今回は、引き継ぐ必要がない(引き継ぐ対象がない)ため「Do not import settings」を選択し、「OK」ボタンを選択します。

- Welcome画面が表示されます。「Next」ボタンを選択します。

- Android Studioを利用する上で必要となるSDKやコンポーネントのインストールの種類を選択します。
- インストール対象や場所を標準のままとする場合は「Standard」、変更したい場合は「Custom」を選択します。
- 今回は「Standard」を選択し「Next」ボタンを選択します。

- UIテーマを選択します。
- ここでは好みの色合いを選択すればよいです。
- 今回はライトテーマの「InteliJ」を選択し「Next」ボタンを選択します。

- インストール内容の確認です。
- 問題なければ「Finish」ボタンを選択します。
SDKのインストール場所
C:\Users\username\AppData\Local\Android\Sdk
- ちなみに「SDK」はデフォルトで上記の場所にインストールされます。
「username」部分は、自身の環境に応じて適宜読み替えてください。

- 「SDK」のダウンロードとインストールが始まります。
- ネットワーク回線速度によっては、かなり時間がかかる場合があります。

- インストールが完了しましたので、「Finish」ボタンを選択してセットアップウィザードを終了させます。

- セットアップウィザードを終了すると、自動でAndroid Studioの起動画面が表示されます。
- Android Studioのインスール手順は以上となります。
Path環境変数の設定(オプション)
- 本手順は、Android開発する上では必須ではないですが、開発において非常に便利なコマンド(adbコマンド、等)を利用するためのものなので、実施することをおすすめします。
-
Path環境変数に以下のフォルダを追加します。
- Path環境変数の追加方法についてはWindowsで環境変数を設定するを参考にしてください。
Path環境変数に追加するフォルダ
C:\Users\username\AppData\Local\Android\Sdk\platform-tools
補足:「username」部分は、自身の環境に応じて適宜読み替えてください。
adbコマンド
adb
実行結果(抜粋)
Android Debug Bridge version 1.0.41
Version 29.0.5-5949299
Installed as C:\Users\username\AppData\Local\Android\Sdk\platform-tools\adb.exe
global options:
-a listen on all network interfaces, not just localhost
-d use USB device (error if multiple devices connected)
-e use TCP/IP device (error if multiple TCP/IP devices available)
-s SERIAL use device with given serial (overrides $ANDROID_SERIAL)
-t ID use device with given transport id
-H name of adb server host [default=localhost]
-P port of adb server [default=5037]
-L SOCKET listen on given socket for adb server [default=tcp:localhost:5037]
- コマンドプロンプトから「adb」と入力し「Enter」キーを押して実行したとき、上記のように実行結果が表示されれば設定完了です。
実行結果が表示されない場合:Path環境変数のフォルダパスに誤りがある可能性があります。間違いないを再度確認してみてください。